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家の中でのキッチンの在り方は十人十色。
私自身、食べることも料理も大好きでクライアントもそういう方が多かったこともあり、家の中心にキッチンが据えられることが多く、思わず力が入ります。 いままで関わらせていただいた仕事の中でこだわりのキッチンを少しづつご紹介させていただきます。 クライアントは60代男性「現代風東屋に粋に住む」がコンセプトのこちらの家。 こちらのキッチンは日々の料理、というよりもクライアントの趣味の和菓子づくり(どら焼きやきんつば等)と人が集まった際に鉄板焼等を主が皆さんにサーブしやすいことをメインに設計しています。 窓側の調理台には広い作業スペースと2口ガスコンロ+1口ハイカロリーバーナー(ドイツ、ガゲナウ社製)、コンロの下にはオーブンレンジ(パナソニック社製)、そして吊戸棚。 調理器具の収納は主にこちらです。 キッチンテーブルにはシンク(オリジナル)とその下に食洗機、(パナソニック社製) そしてテーブルの一部に鉄板がしこまれています。 ルーバー扉の内部にはDVDやオーディオ等のAV機器類を収納。 高さはクライアントにとって鉄板での調理しやすさや菓子をこねたりするのに丁度良い80.5cmとして、ダイニングチェアをハイスツールとしました。(座り心地もデザインも良いアルフレックス社のNTCチェア) 鉄板部分は普段はテーブルと同じ素材で蓋してテーブルの一部として使っています。 (丁度、ノートブックの下が鉄板部分) 後ろの飾り棚の下に食器やカトラリーを収納。 テーブルの天板を外すと鉄板が。 天板は左下の天板入れに収納できるようにしています。 こちらの鉄板、お好み焼き屋さん等で使っている業務用のもの。 竣工後、お伺いした際にクライアントの奥様やお友達がいらしていて和気あいあい、キッチンテーブルを囲んで庭先で摘んできたお茶の葉を鉄板で煎ってお茶の試飲をされていました。
by tproject-atelier
| 2009-03-06 16:04
| 御殿場の家
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